世界の蕎麦料理

世界の蕎麦料理

そばは、日本独特の食べ物、そしてまた、そばは日本独特の作物という印象を持たれている方は多いと思います。


しかし、そばのルーツを探ってみると、その起源は、東アジア北部から中国の雲南省あたりで栽培されたのが始まりなんだそうです。

いつ日本に伝わってきたかは定かではないんですが、主に中国とか朝鮮の渡来人によって日本にやってきたみたいですね。
5〜6世紀には、もう日本で栽培されていたようです。

また、縄文時代の遺跡でも、そばの花粉が確認されているそうで、日本に伝わったのは、縄文時代とも考えられますね。
どっちにしろ、そばには、かなり古い歴史がありますね。

そばは、中国や韓国、東アジアはもとより、ロシア、東欧、イタリア、北フランスなど世界中でも栽培されており、その料理法や食べ方も国により様々です。

そば切りという細長い麺にして食べるのは、日本だけですが、世界各国ではそば粉を使い、いろいろな形で料理にしていますね。

世界の代表的なそば料理を何点か紹介すると、まず、イタリアの「ピッオケリ」があります。ミラノの北に位置するヴァルテッリーナ地方で生まれた料理です。
そば粉で作るひも皮状のパスタ料理です。

長さは短めの幅広パスタで、日本のそばとよく似た色と味をしています。
そば粉8に小麦粉2くらいの割合で作った生地を包丁で細く切り、パスタ状にし、キャベツと一緒に茹で、茹であがったそばにチーズをはさみ、最後ににんにくを入れた溶かしバターとチーズをかけて食べます。
しこしことした舌触りが、柔らかな野菜と、とろけるようなチーズと絡まって、とても味わい深い料理です。 またイタリアでは、そば粉とじゃがいものニョッキも有名ですね。

フランスでは、ガレットが有名です。そば粉に水と塩を混ぜ合わせ、ガレトワールというフライパンで焼かれたクレープのようなものです。

クレープといえば小麦粉を用いたものが代表的ですが、小麦粉で作られるデザート用のものを「クレープ」、そば粉で作った料理を包むものを「ガレット」というように分けているみたいです。フランス北西部のブルターニュ地方では、専門店もあり、そして一般家庭においても日常的に食べられています。

それともうひとつ、ブリニがあります。
ブリニはロシアのブリヌイという料理をルーツとするそば料理で、そば粉に牛乳と溶かしバターを加えて作ったクレープに、キャビアや目玉焼きなどをのせて食べるものです。

ロシアでもブリヌイというフランスのブリニのルーツでもあるクレープ料理があります。
ブリヌイはロシアの代表的なそばクレープ料理です。現地では、冬の感謝祭のころによく食べられるそうです。
カーシャという挽き割りそばを使ったおかゆもあります。塩味に仕上げ、バターやゆで卵のみじん切りなどをのせて食べるそうです。
ロシア人のおふくろの味ともいえる家庭料理です。

その他、世界中には、まだまだ沢山のそば料理があります。
海外旅行に行く機会がありましたら、そばを使った蕎麦料理、探して、そして食べてみてください。


















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